岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
今、世間を騒がしているクルーズ船で発生した『ハンタウイルス』って本当に大丈夫なのでしょうか?
数年前の豪華客船ダイヤモンドプリンスからの『コロナウイルス』を思い出してしまいますね。
ハンタウイルスは、感染して重症化すると、呼吸器や腎臓の機能不全が起こる可能性があります。
集団感染が発生したクルーズ船「ホンディウス」は、4月1日にアルゼンチン・ウシュアイアを出港し、今回の旅をスタートした。最終目的地のスペイン領カナリア諸島には、5月10日に到着予定だった。
乗客3人が乗船中または下船後に死亡した。さらに4人が、治療のために船外へと医療搬送された。
ウイルスに感染し、すでに航空機で自分の国に戻っている可能性のある人を特定するため、世界各地で大規模な追跡調査が実施されている。今回のクルーズ船ボンディウスの旅では、人里離れた野生動物の生息地を訪れていた。乗客は、その際にウイルスに接触した可能性がある。あるいは、そもそもこの船に乗る前に感染していたかもしれない。
ハンタウイルスは通常、ネズミなどげっ歯類の動物によって広まる。げっ歯類の尿、ふん、唾液に含まれるウイルス粒子で汚染された空気を吸い込むことで、人は感染する。
主な症状のイメージ
型によって違いはありますが、初期はインフルエンザのような症状が多いとされています。
- 発熱
- 悪寒
- 筋肉痛や頭痛
- 強いだるさ
その後、腎臓の障害や出血傾向が出るタイプ、急激な呼吸困難や肺水腫が出るタイプなどがあります。特にハンタウイルス肺症候群では、短時間で重い呼吸不全になることがあり、集中治療が必要になる場合があります。

治療とワクチン
現在、ハンタウイルス感染症に対する「特効薬」はなく、治療は集中治療を含む対症療法が中心です。早期に医療機関で適切な管理を受けることがとても重要とされています。
ワクチンは一部の国では使われていますが、広く世界中で使われているものではありません。日本国内で一般の人向けに接種するような状況にはなっていません。
予防のポイント
いちばん大切なのは「ネズミとの接触を避けること」と「排泄物などを吸い込まない清掃の仕方」です。
- 家や倉庫、山小屋などにネズミが入らないよう、すき間をふさぐ
- ネズミの糞尿がありそうな場所を掃除するときは、換気してから行う
- 乾いたほこりをはたきかけるのではなく、消毒液や薄めた漂白剤で湿らせてから拭き取る
- 掃除の際はマスクと手袋を着用し、終わったら手洗いを丁寧に行う