岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
今年の冬は一段と寒さが強く感じられます。皆さんは体調いかがでしょうか?
今、心配なことは動脈硬化が原因で心筋梗塞や脳梗塞が増加傾向になっている事です。
動脈硬化の3つの原因
1.寒さ
2.運動不足
3.暴飲暴食
年齢とともに動脈硬化は進行しますが生活習慣で過剰に摂取したコレステロールなどが血管壁にたまり、コブのようなプラークができる人が増えています。
特に冬場では食べ過ぎ・飲み過ぎが増え運動不足になりがちで、更に寒さで血管が収縮するため、ただでさえ血圧が上がりやすい季節。
血液中に余分な糖やコレステロール、中性脂肪が増えるリスクが大。これらが血管壁のプラークをさらに育てる大もとになりさらに室内外の温度差によるストレスで血管に強い圧力がかかると、突然プラークが破裂する可能性があります。そうすると、破れを修復しようと血液中の血小板が集まり、それらが凝縮した血のかたまりが血管をふさいで、心筋梗塞や脳梗塞を起こす危険が高まります。
3つの原因に気を付けて血管の健康を維持し全身の健康を守りましょう
体のライフラインである血管の健康を守るために具体的に以下の事を心がけてみましょう。
- 毎朝体重計測
(食べ過ぎを防ぐ) - 食生活は和食中心に
( 塩分は控えめにする) - 1日10分程度、適度な運動を続ける
- 外出時は体を冷やさない服装を心掛ける
(重ね着で調整しやすく) - 十分な睡眠をとる
動脈硬化の現状を知るには・・・
医療機関にて頸動脈エコーで現在の動脈硬化の状態を知りましょう
頸動脈エコーで動脈硬化を調べるのは、頸動脈が動脈硬化の好発部位で、全身の動脈硬化の程度を評価するのに適しているためです。
頸動脈エコー検査では、超音波(エコー)を使って頸動脈の血管壁の厚さやプラーク(血管の内側に盛り上がった病変)の状態を調べます。プラークに血の塊(血栓)が付着すると血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞などの発症リスクが高くなります
頸動脈エコー検査は、簡便で痛みを伴わない検査で、検査時間は10~15分程度です。糖尿病や脂質異常症のある方やお薬を飲んでいる方、以前動脈硬化を指摘された方など、ぜひ受けてみてください。
