岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
今回は整形外科と接骨院の同時受診についてお話いたします。
怪我をして整形外科に受診をしレントゲン検査にて「骨には異常なし」と診断され、痛み止めと湿布薬を処方され整形外科での治療を終えます。その翌日に当院へきて「整形外科で骨に異常なかったから接骨院で施術を受けたい」という患者様がいますが、これは接骨院で健康保険での施術を受けることはNGなんです。
保険適用の場合、同時期・同症状の治療で整形外科と接骨院を併用することは認められていません。
もし併用した場合、接骨院の料金が自費扱いとなるので注意してください。
整形外科を保険で、そして接骨院を自費という形で利用するなら、自己判断で併用可能です。もし整形外科の治療でも思うように症状が改善しない場合は、並行して接骨院の自費施術を利用してみましょう。
別の箇所(症状)なら同時期に掛け持ちは可能
もちろん別の箇所(症状)を治療する場合は、同時期に保険を使って整形外科と接骨院を併用できます。
※ごくまれに健保組合によって独自のルールで保険が適用されないというまれなケースもありますので、不安な時は加入先の健保組合にお問い合わせください。
※交通事故治療では整形外科と接骨院の同時受診は可能です。
※交通事故での治療は併用が可能ですのご注意ください。