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腱鞘炎(けんしょうえん) 【可児市の接骨院】

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岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。

 寒い冬の影響もあり腱鞘炎(けんしょうえん)で悩んでいる患者様が増えています。

今回は腱鞘炎についてお話いたします。

腱鞘炎が起こる原因

  • 手や指の使いすぎ
     腱鞘炎の原因として代表的なものは、指や手首の酷使です。パソコンのキーボードを打つ、ギターやピアノなどを演奏する、文字を書くなどの動作が多い人に発症しやすくなります。また野球、バレーボール、テニスなど大きく腕を振り上げるスポーツでも手首に負担がかかることから発症しやすいとされています。
     近年増えているのは、片手の親指で行なうスマートフォン操作や、同じ動きを繰り返すゲーム操作によって腱鞘炎を発症するケースです。
  • 筋力が弱い場合
     筋力が弱い人は腱に負担がかかりやすく、腱鞘炎の原因になります。そのため発症率は男性よりも女性のほうが高くなっています。
  • 加齢にともなう発症
     加齢にともない筋力の低下が見られたり、腱鞘が硬くなったり厚くなったりすることから発症に至ります。
  • ホルモン変化の影響
     妊娠・出産期や更年期などに女性ホルモン「エストロゲン」のバランスが乱れることをきっかけに発症します。
  • ほかの病気や治療の影響
     関節リウマチ、糖尿病、人工透析など、病気やその治療が原因で発症するケースもあります。

腱鞘炎が起こりやすい場所

  1. 手首(ドケルバン腱鞘炎)
     手首の親指側にある腱鞘が炎症を起こす「ドケルバン腱鞘炎」は、手首を使う作業が多い方に多く見られます。親指を動かすと痛みが強まることが特徴で、スマートフォン操作や育児で手を使う機会が多い方が発症しやすいです。
  2. 指の付け根(ばね指)
     指の付け根の腱鞘が炎症を起こし、指を曲げたり伸ばしたりするときに引っかかるような感じがする「ばね指」も、腱鞘炎の一種です。指の曲げ伸ばしを多く行う方に多く、痛みがあるほか、指の動きがスムーズでなくなることが特徴です。
  3. 手のひらの腱鞘
     手のひら側に腱鞘炎が起こる場合もあります。特に手を握る動作を繰り返すと痛みが出やすく、腱の使いすぎが原因となることが多いです。
  4. 腕や肘
     手首や指に限らず、肘や腕に痛みが出るケースもあります。長時間のキーボード入力や重いものを持つ作業が多い方に発症しやすく、腕全体に負担がかかることで炎症が生じることがあります。


腱鞘炎の治療方法

・湿布、塗り薬、温熱療法により炎症を抑えながら、できるだけ患部を安静にしておく。
・靭帯性腱鞘内への注射(局所麻酔・ステロイド)。
・症状がある場所に負担をかけずに安静に過ごして様子を見る。
・テーピングや専用の装具などを使用し、固定して様子を見る。
・ステロイド注射を腱鞘内に投与して炎症を抑える。
・手術。
・症状を緩和するストレッチ。

かたびら接骨院では・・・

患部に超音波をかけ腫れや熱感がなければ温浴療法を行います。

マッサージで周囲の筋肉の緊張を和らげ、場合によってはテーピング等で固定を行います。

悩んでいる方はお気軽に相談して下さい。

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