岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
今年は昨年以上に猛暑が続いていますね。
こんな熱い毎日、キンキンに冷やした飲み物をごくごく飲むと気持ち良いですね~。
でも、これって危険なんですよ。
コールドドリンク症候群って聞いたことありますか?これがポッコリお腹の隠れた原因なんです。
冷たい飲み物を飲むと体内が冷やされてしまいます。その体内(主に胃腸)の冷えが原因で現れる不
調の症状をコールドドリンク症候群といいます。
冷えることで胃腸まわりの血管が収縮し血液の流れも悪くなって胃腸の働きも低下します。
胃の働きが低下することで食べた物の消化も悪くなり、さらに冷たい刺激が腸の運動を活発にするた
め、腹痛や下痢などを引き起こしてしまいます。
胃腸の働きが低下した状態や、下痢や腹痛などが続くと食欲もなくなり、身体は栄養不足・下痢による
脱水症状で水分も不足しがちになり、それが続くと「疲れやすい」「元気が出ない」といったいわゆ
る”身体がバテた状態”に陥ります。
また、胃腸が冷えることで脳は危険を感じて、胃腸を守るために脂肪を多く溜め込もうとするのでお腹
周りに脂肪が溜まって”ポッコリしたお腹”になりやすく、さらに付き過ぎた脂肪は血管を圧迫し、さら
なる血行不良や肥満を起こす原因になります。
とは言ってもこの暑さですから冷たい飲み物を飲みたいですよね。
対策としては・・・
1.一気に飲まないで、ゆっくりと飲みましょう
2.口の中で少し温めてから飲みましょう
3.お腹が冷えないように着るものでの調整もしましょう
以前お話ししたペットボトル症候群とコールドドリンク症候群に気を付けて残暑を乗り越えましょう。