岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
みなさんはウォーキングやランニングをしていますか?僕は週に一度は必ずランニングをするように心がけています。場所はグランドの外周を走ったり川沿いを走ったり、時には山を走りに行きます。
ですがそれぞれの場所には欠点があるんです。グランドの外周を走ると部活時代を思い出し精神的に辛くなることがよくあります。川沿いは気持ちよいですが、虫が多い時期には口や鼻に虫が入ってくるので厄介です。山は冬のみにしています。春からは蛇が出たり蜂に襲われると怖いからです。なのでその時の季節や気分にあわせて走る場所を変えています。
さて、本題に入りましょう。走っている時に急に脇腹が痛くなる事ありませんか?
これは大量の酸素を体内に取り入れようとして、肺の下にある横隔膜が激しく収縮しこれが痛みとして感じるのです。さらに、走ることで腸へ送り込まれる血液量が減り、腸の平滑筋が収縮することも痛みの要因になっています。このことは短距離走よりも長距離走の方が起こりやすいです。短距離走は走っている最中に必要な酸素を取り込むほどの供給をしない為起こりにくいです。反対に長距離走は走りながら大量の酸素を含む有酸素運動だからです。また、食後すぐに走ると胃腸の動きが活発になり横隔膜が刺激され、収縮がより激しくなるからである。
難しいお話になってしまいましたが、脇腹が痛くなるのは生理現象。でも、予防することは可能です。
1、食後すぐに走らないよう時間の調整をすること
2、走る前の食事は消化の良いものにすること
3、水分を十分にとること
4、走る直前に横隔膜を大きく動かす腹式呼吸をすること
5、腹筋のストレッチをすること
6、走り始めは呼吸量を上げず徐々にスピードを上げること
以上のことを参考にしていただき、ランニングを生活習慣にしてみましょう。