岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
皆さんは首や肩の凝りが慢性化していませんか?
首が痛くて回らない」「腰の痛みが慢性的になってきた」「マッサージに行ってもすぐ肩がガチガチになる」「どれだけ眠っても体がだるい」。そんな不調に心当たりがある人も多いのでは?
もしかしたら原因は「スマホ首によるストレートネック」にあるのかもしれません。姿勢の乱れが引き起こすのは、ただの凝りだけではありません。ほっておけば、頭痛や腰痛に・・・。
ストレートネックとは、頭が通常より前へ出た姿勢を続けることで、本来緩やかな前弯カーブを描くはずの首の骨(頚椎)の配列が、前弯が失われてまっすぐになった状態を指します。

もっとも一般的な原因は、スマートフォンやパソコンの長時間使用による首の前屈姿勢が長時間続くことです。私たちの首は、重い頭を支える役割を担っており、首や肩への負担を最小限に抑えるよう緩やかな前弯カーブを描いています。しかし、首を前に突き出した猫背の姿勢や前屈した状態を長時間保つと、首や肩周りの筋肉の内圧が上がり、血流が悪化して痛みが発生し、筋肉の萎縮が生じます。結果として、徐々に首本来の前弯カーブが失われ、まっすぐな状態になると考えられています。
ストレートネックは頭痛や首周囲の痛みばかりではありません。背部から腰部痛、時には下肢へのしびれが出現することもあります。なぜかというと、背骨は首(頚椎)、胸(胸椎)、腰(腰椎)まで、一本の軸で連動して動く構造になっているから。 本来、背骨はS字カーブを描いてバランスを保っているのですが、ストレートネックになると、このカーブのバランスが崩れます。 首が前に出ると、頭の重さを支えるために、背中や腰に過剰な負担がかかるようになりますし、後ろ側の筋肉が常に引き伸ばされた状態になり、血流が悪化します。 その結果、肩や背中、腰の筋肉が緊張して血流が悪くなり、慢性的な肩凝りや腰痛につながるのです。

★ストレートネックの改善方法★
ストレートネックを改善するには、頭を前に突き出した姿勢を避けることが大切です。
特にスマートフォンやパソコンを使用するときは、頭を前へ突き出して首を前屈させた姿勢になりがちなので注意しましょう。首や肩を温めたり、入浴して体を温めたり、ストレッチを行ったりすることで、血行改善され、首と肩の凝りを軽減できます。ストレッチは血行が改善するだけでなく筋力強化にもなるため有効とされています。
セルフケアでは改善しない時や心配事がある時には、かたびら接骨院へお越しください。お手伝いさせていただきます。