岐阜県可児市の「かたびら接骨院」院長の河合繁です。
水泳をすれば手っ取り早くや痩せられると思っていませんか?
泳ぎ始めたばかりの頃は、有酸素運動による脂肪燃焼効果で脂肪が減って痩せていくでしょう。しかし水の中で行う運動の為、体がそれに順応して体温をキープすることにより、ある時期から脂肪が落ちにくくなることがあります。また、水の中にいるだけで代謝が良くなるのでお腹が空きやすくなり、思った以上に食べてしまうケースもあります。
「継続して泳いでいるのに一向に痩せない」って思っている人はそのあたりに原因があると思われます。
水泳は心肺持久力を鍛えることができ、総合的な運動としての価値は高いです。続ければ体は絞れていくので諦めずに続けましょう。
また、水泳は加重の負荷が少なく、他のスポーツよりも骨への刺激が少ないといわれていますが、水泳を続けることにより骨密度が増える効果もあります。
泳ぐことにより筋肉からアイリシンという物質が分泌され、骨の強化や骨粗鬆症の予防につながることが証明されています。
水泳は膝や腰などにかかる負荷が極めて少ないです。年齢を経た人ほどケガのリスクを心配せずにできる運動ゆえ、骨を強くしたければ水泳も立派な選択肢の一つでしょう。
「痩せる為の水泳」でなく「体力向上・健康増進の為の水泳」を目的に行ってみましょう。